【アイドル論 前編】私は裏切られていない。

 

数週間前に、元PRIZMAXの福本有希くんの質問返しのインスタグラムストーリーズに上がった、元超特急の福田佑亮くんへの言葉が話題になっていた。

 

 

福本くん側がその後消去していたのでストーリーのスクリーンショットを掲載することは控えるが、

質問者からの「福田佑亮の今の活動はどう思いますか?YouTuberみたいなやつ」という質問に

福本くんは「(佑亮くんは)8号車*1からしたら裏切り者でしょ完全 やめるなら残されたメンバーに示しつけて業界から出て行かないと」

と答えていた。

 

 

私は生粋の8号車だが佑亮くんに裏切られたと思ったことは1度もなかったので、この言葉にはとても驚いた。

それと同時に、この件から考える私の思いを書き留めておきたい、と思ったので久しぶりにブログを書き始めた。

 

 

 

あくまでこれは私の思いをつづっているものであって、どちらの側の御本人もファンも傷つける意図は全くない。だけどもし、これによって傷ついた方がいらっしゃったら、お詫びを申し上げる。

加えて、もともと筆者は超特急のファンのため、情報に偏りがある可能性がある。ご容赦いただきたい。

  

 

 

 ここに至るまでの経緯

 

もしかしたら、この2人をよく知らない方もいるかもしれないので、とりあえずこの2人がどのような人物なのかを説明する。

もともと2人のことを知っている人は飛ばしてほしい。

 

 ①福本有希くん

 

スターダストプロモーション所属

PRIZMAXメンバー

福本くんはスターダストプロモーション所属のダンスボーカルグループ、PRIZMAXのメンバーだった。

PRIZMAXは今は解散しているが、福本くんはPRIZMAX解散前の2019年12月29日をもって脱退している。

脱退理由としては「来年で30歳を迎えるということもあり第二の人生を歩みたいと強く思」った*2としている。

現在は一般人として働きつつ、愛犬との様子をYouTubeにアップしているようだ。

 

福田佑亮くん(超特急としての活動名はユースケ、本名は福田佑亮

スターダストプロモーション所属

元超特急メンバー

※彼の超特急としての活動名は上記の通り本名佑亮をカタカナにした「ユースケ」であったが、どちらかというとこのブログは「福田佑亮くん」のことを書くつもりなので、福田佑亮くんと書かせていただく。

 

福田佑亮くんは2019年6月10日から「膝の負傷などの体調不良により」*3休養をしていたが、2019年10月26日に「膝の治療に加えて心の治療も行っている」*4ことが明かされ、休養期間が2020年6月いっぱいまでと発表された。

しかし2020年2月20日、「ユースケ自身が「超特急」から離れ、フラットな状態で治療を継続して行くことが最良の選択だとの決断に至」*5ったという理由で脱退を発表した。

現在はYouTubeVLOGをアップロードしたり、朗読劇をしたり、10月28日には曲を発表したりしているようだ。

 

 

 

この2人はスターダストプロモーションに所属する男性グループで構成されるアーティスト集団「EBiDAN」の先輩、後輩*6であり、年に一回開催されるEBiDAN所属グループが集まってされるライブ「EBiDAN THE LIVE」などで共演もしていた。

 

 

 私は裏切られていない。

 ここからは本題、私が佑亮くんに裏切られていないと思っていることについて。

 

私は2016年から超特急のファンをしている。

その中で彼らからよく聞く言葉は「Mステに出たい、紅白に出たい」という言葉であり、この言葉を最も頻繁に口にしていたのは佑亮くんだったと記憶している。

 

テレビ朝日系列のドラマの主題歌に決まった時にも「「ミュージックステーション」に出れる!と思いました」*7と話したのは佑亮くんだったし、出演したいという思いから自作曲「超特急です!!!!!!!!」*8では「紅白でたいよ Mステでたいよ」とド直球に歌っていた。

 

 これだけの気持ちを持っていた佑亮くんが、超特急がこれを叶えられたときにその場に彼がいないのは本当に寂しいと思った。

 

だけどそれと同時にこれだけの気持ちを持っていた彼がその思いを果たす前に「超特急から離れる」という決断をするということは何かものすごい大きなものを抱えているのだな、ということも思った。

 

 正直、脱退が発表された当時も今も「ユースケくんが脱退することが出来て良かった」と私は思っている。

 

精神的に苦しい状態で「ユースケくん」としての活動を続けるのは、「ユースケくん」として活動してくれている「福田佑亮くん」という1人の男性にものすごく大きな影響を与えてしまうと思っているからだ。

 

だからこそ、自分の意思にあった「脱退」という決断をすることが出来て*9、事務所やグループという縛りをなくして、就職でも、YouTube活動でもして気ままに自分の幸せのために生きていけそうで良かった、と思った。

 

 

どんなに「ユースケくん」の活動がうまくいっていても、「ユースケくん」として活動してくれている「福田佑亮くん」が健康で、元気で、幸せでないと、活動を続けることはできないし、元も子もない。裏切るも何もないのだ。

 

 

そしてこれは、佑亮くんに限ったことではない。

 

 

 

後編につづく

 

 

 

*1:超特急のファンのこと

*2:音楽ナタリー「PRIZMAX福本有希が年末に脱退「メンバーもハニー達も大好き、その気持ちは変わりません」」参照

PRIZMAX福本有希が年末に脱退「メンバーもハニー達も大好き、その気持ちは変わりません」 - 音楽ナタリー

*3:超特急公式ホームページ「超特急ユースケ・休養のお知らせ」参照

超特急ユースケ・休養のお知らせ | 超特急

*4:超特急公式ホームページ「ユースケ・休養期間に関しましてお知らせ。」参照

ユースケ・休養期間に関しましてお知らせ。 | 超特急

*5:超特急公式ホームページ「ユースケ脱退のお知らせ」参照

ユースケ脱退のお知らせ | 超特急

*6:福本くんが先輩で佑亮くんは後輩だった

*7:音楽ナタリー「超特急Jesusインタビュー」参照

超特急「Jesus」インタビュー|8号車の日に届ける“これからの超特急”の形 新作に刻んだ変化と進化 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

*8:

www.youtube.com

*9:この点は本当にスターダストプロモーションにありがたいと思っている。彼に無理強いをさせず

やめたいという彼の"1人の人"としての意思を尊重してくれる事務所で本当によかった。